1月29日のモナコインの動向、41円で推移

2025.01.29

1月29日8時時点のモナコイン(MONA)の価格は41円付近で推移している。

前日28日の米国市場のダウ平均は136.77ドル高の44,850.35ドル、ナスダックは391.76pt高の19,733.59ptで取引を終了した。中国のディープシークが発表した格安で高性能な人工知能(AI)モデルへの脅威を受けた売りが行き過ぎとの見方にハイテクが買い戻され、寄り付き後、上昇。消費者信頼感指数が予想外に悪化したため相場は一時下落に転じる局面もあったが、ハイテクの買戻しが続き相場全体の上昇をけん引し、終了した。

暗号資産市場全体の時価総額は3兆4300億ドル(Coin Market Cap)で推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりの推移を継続、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると59.5%で推移している。

モナコインは、昨年11月の米大統領選以降、暗号資産業界全体に資金が流入したことを追い風に連れ高となって59円まで上昇した。その後は、利食い売り優勢で上げ幅を縮小し、2025年には40円を一時割った。直近は41円付近で推移している。個別材料には乏しい情況が続く。

モナコインは、数少ないPoW銘柄の一つである。日本の掲示板「2ちゃんねる」で有名なアスキーアート「モナー」をモチーフにして2013年12月に誕生した国産暗号資産(仮想通貨)。最近では、トークン発行プラットフォームであるMonapartyを用いたNFTやFTの発行、購入手段としての利用が増えてきている。2023年11月4日には、3回目の半減期を迎えた。

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