1月11日のFC琉球コインは0.29円台で推移、ビットコイン現物ETFが承認

2024.01.11

1月11日13時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.29円付近で推移している。

前日10日の米国株式市場のダウ平均は170.57ドル高(+0.45%)と反発。今週予定されている重要インフレ指標や銀行決算の発表を控えた調整が続いたが、ソフトランディング期待を受けた買いやハイテクの買いが下値を支え、終盤にかけて上げ幅を拡大した。引けにかけ、NY連銀のウィリアムズ総裁がバランスシート縮小ペースを減速する段階にはまだ達していないとの発言を受けて上昇が一服。主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均は上昇スタートとなった。1990年2月23日以来となる35000円を突破、一時35140.63円まで上昇した。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆7600億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しており、主要取引所の出来高も増加している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.8%で推移している。

FC琉球コインは、長期間0.3円付近でもみ合う動きが続いている。2023年11月にはビットコインや主要アルトコインが上昇する中、連れ高とはならず一時0.17円台まで続落。2024年に入ってもこう着感の強い値動きとなっている。FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。

そのほか、米国の証券取引委員会(SEC)は日本時間11日、米国史上初となるビットコイン現物ETF(上場投資信託)の上場を承認した。今回、資産運用で世界最大手のブラックロック、グレースケールのGBTC、フィデリティのFBTCなど、11件全ての申請が承認された。ビットコイン現物ETFは、株式市場で取引するもので、幅広い投資家がビットコインを購入することなく、その価値に投資することが可能になる。2024年に半減期を控えているビットコインの今後の動きに加えて、アルトコインの値動きにもポジティブに影響するか注目しておきたい。

※画像はGMOコインのチャートから引用

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