1月16日のビットコインは623万円付近で推移

2024.01.16

1月16日10時時点のビットコイン(BTC)の価格は623万円付近で推移している。

週明け15日の米国株式市場はキング牧師誕生日の祝日で休場となった。欧州市場は軟調に推移、欧州中央銀行(ECB)が市場の想定ほど早期には利下げに動かない可能性が意識されたことや、銀行株などが売られて主要株価指数は下落した。連休明けの米株市場の動向を見極めたい中、日経平均は軟調に推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆6800億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じており、主要取引所の出来高も急増している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.1%まで低下している。

ビットコインは1月1日に599万円を付けて以降、ビットコイン現物承認への期待感から右肩上がりに推移していた。ただ、11日に米証券取引委員会(SEC)が11件全てのビットコイン現物ETFの承認を正式発表すると、価格は707万円まで急騰。ただ、その後は事実売りが広がり605万円まで下落した。

2023年のビットコイン価格は年初から右肩上がりで推移してきた。そのほか、エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は、同国の暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)投資の含み益がプラスに転じたと公表している。ビットコイン現物ETF承認が決まり重要イベントは通過しており、次の大きなイベントはビットコインの半減期となる。次回の半減期は5月頃に訪れるとされており、報酬は3.125枚に減少する。半減期前後には価格が大きく動く可能性もあるため、引き続き注目が集まりそうだ。

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