1月7日のパレットトークンの動向、5.3円で推移
2025.01.07
1月7日8時時点のパレットトークン(PLT)の価格は5.3円付近で推移している。
前日6日の米国市場のダウ平均は25.57ドル安の42,706.56ドル、ナスダックは243.30pt高の19,864.98ptで取引を終了した。トランプ次期政権の一律関税を巡り範囲限定案が浮上したとの報道を受け、安心感から買われ、寄り付き後、大幅高。半導体セクターも買われ、相場を一段と押し上げた。その後、トランプ氏が関税の限定案報道を否定したため、警戒感が再燃し、上げ幅を縮小。ダウは下落に転じた。ナスダックはハイテクが引き続きけん引しプラス圏を維持した。
暗号資産市場全体の時価総額は3兆6800億ドル(Coin Market Cap)で推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高値を更新、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると57.6%で推移している。
2024年のPLTは2月26日に10円まで急騰したが、3月以降は売り優勢の展開となりじりじりと下げ幅を広げると、8月には4円を割って3.5円まで値を下げた。10月に2.3円まで下落、個別材料に乏しいなか、買い戻しの動きが限定的で底値圏での推移が続いていたが、年末にかけてトランプ次期政権誕生による暗号資産業界への追い風から買い戻しが集まり7.6円まで回復していた。ただ、2025年は4.5円からスタートしており、冴えない値動きが続いている。
パレットトークンは、デジタルアイテムを発⾏・管理・流通するためのブロックチェーンネットワーク、Palete Chainおよびそのネットワーク上に構築されたアプリケーション上で利用されるユーティリティトークンである。PLTのIEOは、日本初のIEO事例として、Coincheck IEOにて2021年7月1日から7月15日まで実施された。63,853口座から調達目標金額9.3億円に対し、24.11倍となる約224億円の申込額を記録した。
※画像はコインチェックから引用