10月17日のエンジンコインの動向、22円付近で推移

2024.10.18

10月17日8時時点のエンジンコイン(ENJ)の価格は22円付近で推移している。

前日17日の米国市場のダウ平均は161.35ドル高の43,239.05ドル、ナスダックは6.53pt高の18,373.61ptで取引を終了した。小売売上高が予想を上回ったため景気見通し改善で、寄り付き後、上昇。半導体メーカー、台湾セミコンダクター(TSM)がアジア時間に発表した決算が好調で強い需要期待に同セクターの買いが相場を一段と支援した。金利先安観の後退で、終盤にかけてナスダックは失速したがダウは連日過去最高値を更新した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆3100億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高値を更新後に上昇一服感が台頭している一方で、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると58.9%で推移している。

エンジンコインは、3月中旬にかけてビットコインが史上最高値を更新するなか105円まで急騰した。ただ、その後は利食い売りが優勢となりじりじりと上げ幅を縮小、4月中旬には一段安となり43円まで値を下げた。5月末にかけてやや買い戻しの動きが広がり63円まで上昇したが、買いは続かず6月に入って再度は再度下げ幅を広げる展開となった。直近は22円付近でこう着感の強い値動きとなっている。

Enjinはシンガポールを拠点とするテクノロジー企業で、ゲームコミュニティ構築のためのサービスやブロックチェーンゲーム開発者向けのサービスを提供している。また、ERC-1155トークンの形でEthereumのデジタル資産をサポートするウェブインタフェースに基づいたツール群を提供している。Ethereumベースの暗号通貨で、現在までに10億以上のEnjin搭載ブロックチェーンアセットがすでに作成されている。

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