10月18日のスケブコインの動向、0.24円台で推移

2023.10.18

10月18日9時時点のスケブコイン(SKEB)の価格は0.24円台で推移している。

前日17日の米国株式市場のダウ平均は13.11ドル高(+0.04%)と小幅に続伸。9月小売売上高の伸びが予想を大幅に上回り強い消費が確認され、利上げ長期化懸念が台頭した。ただ、その後は他の予想を上回る指標を受け、強い成長期待を受けた買いに転じた。ただ、2年債利回りが16年ぶり高水準になるなど長期金利の上昇に連れ売りが再開した。ナスダック総合指数は反落、売り買いが交錯した米株市場を横目に、本日の日経平均は下落スタートとなった。その後もマイナス圏で堅調な展開となっている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆865億ドル(Coin Market Cap)と前週末から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度年初来高値を更新して右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高は減少している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.1%で推移している。

2023年の1月末から2月初めには0.8円台まで上昇する動きを見せていたが、2月末からは大きく値を崩して0.3円まで下落、その後も軟調な展開となり5月からは0.2円を割って0.14円台で推移した。さらに、6月に入ると暗号資産市場の急落を受けて0.08円まで下落。6月末からは買い戻しが広がり7月には一時0.38円まで急騰、8月に入って0.40円を超える水準まで上げ幅を広げた。ただ、再度売り優勢の展開となり0.2円台で推移。10月初めには0.32円まで上昇したが、引き続き上値は重く直近は0.24円台で推移している。

海外プラットフォーマーによる表現の規制が問題となっている昨今、2021年2月には、大手クレジット会社から複数の出版社に対して、特定の表現がある場合クレジット決済が取り扱えなくなる旨の通知があった事実が発覚した。こうした中、新たな決済手段としてブロックチェーンに注目したのがSkeb Coinである。既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービスでの利用やZaif Paymentでの決済可能資産にSkeb Coinを追加するなど、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして活用される予定。2022年8月、Skeb CoinはIDOプラットフォーム「DAO Maker」でIDOを実施し、約4,100万円を調達するとともにSkeb Coinをローンチした。

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