10月24日のカイカコインの動向、6円台で推移
2023.10.24
10月24日9時時点のカイカコイン(CICC)の価格は6円台で推移している。
週明け23日の米国株式市場のダウ平均は190.87ドル安(-0.58%)、S&P500は7.12ポイント安(-0.17%)とそれぞれ続落、ナスダック総合指数は34.52ポイント高(+0.27%)と反発した。米10年債利回りが2007年以降で初めて5%に達したのち値ごろ感から低下に転じたことに連れハイテク中心に買戻しが向かった。さらに、政府がイスラエルに対しガザ地上戦を延期するよう要請しているとの報道で警戒感が緩和した。ナスダック総合指数は反発、まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均は157.46円高の31157.01円と上昇してスタート。その後もプラス圏で堅調に推移した。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆2300億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度年初来高値を更新して右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高は増加している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.5%で推移している。
2023年1月から横ばい推移を継続してきたCICCは、2月に入って下げ幅を広げた。3月以降はじりじりと下げ幅を広げて軟調な展開となり5月半ばには6.0円台の底値圏で推移した。6月22日に年初来安値5.9円を付けた後はやや買い戻しが広がり、28日にはCAICA DIGITALが「カイカコインの新たなビジョン」を発表して8.3円台まで急回復した。ただ、7月に入って利食い売りが優勢となり再度6円台まで値を下げた。長期的に6円台から8円台のレンジでもみ合う展開となっていたが10月に一時5円を割り4.4円まで下落、直近は買い戻しが広がって6円台に回復した。本日も6円台での推移となっている。
カイカコイン(CICC)は、株式会社CAICA DIGITALが発行しており、株式会社カイカエクスチェンジの運営する暗号資産交換所Zaifの取引所コインとなっている。同社は、新たなビジョンとして、ブロックチェーンにおけるゲームコインを目指すことを決定した。カイカコインがゲームコインとしてのユーティリティを実装することで、GameFi分野におけるサービス提供を支援するなど、カイカコインの価値向上を進めるとともに、Web3 の発展に貢献していく。そのほか、カイカコイン保有者へのMBXエアドロップ実施日は2023年10月26日に決定している。