10月30日のポリゴンの動向、95円付近で推移

2023.10.30

10月30日10時時点のポリゴン(MATIC)の価格は95円付近で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆2700億ドル(Coin Market Cap)と増加傾向にある。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度右肩上がりで推移し、主要取引所の出来高も増加傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.0%で推移している。

MATICは2月中旬に年初来高値210円をつけた。3月初週にかけて上げ幅を大きく縮小、5月中旬にかけて再度売り優勢の展開となり112円台まで下げ幅を広げると、6月に入って米証券取引委員会(SEC)がBNBやBUSDのほかにポリゴンも有価証券に該当すると判断して価格は一時70円台まで急落。その後は買い戻しが広がり120円まで回復するも、再度売り優勢の展開となり8月には100円を割った。8月末以降は70円から90円台でのレンジでもみ合っていた。直近は、ビットコインの上昇につれ高となって、一時101円を付けたが、その後は上値の重い展開となり90円台後半で推移している。本日は95円でスタートした後、こう着感の強い値動きとなっている。

MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、現在90以上のアプリケーションをホストしているMatic POSサイドチェーンとPlasmaベースの決済システムに加え、ロールアップとValidiumのサポートを追加する予定である。

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