11月18日のカイカコインの動向、1.7円台で推移
2024.11.18
11月18日8時時点のカイカコイン(CICC)の価格は1.7円付近で推移している。
先週末の米国市場のダウ平均は305.87ドル安の43,444.99ドル、ナスダックは427.53pt安の18,680.12ptで取引を終了した。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のタカ派発言を受けた売りが継続し、寄り付き後、下落。トランプ次期政権の規制緩和など企業の業績を支援する政策を期待した買いが一段落したほか、FRB高官発言を受け、12月の追加利下げ観測が後退したため、続落した。
暗号資産市場全体の時価総額は3兆1800億ドル(Coin Market Cap)と前週末から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高値を更新、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると60.2%で推移している。
カイカコインは、2月中旬まで3.2円付近の底値圏で推移していたが、2月末から水準を切り上げていた。3月に入っても買い優勢の展開が続き一時5.4円まで上げ幅を広げた。その後は利食い売りが広がり4円台まで下落し、6月に入ってもじりじりと下げ幅を広げて3円を割った。直近は暗号資産業界に資金流入が進む中、上げ幅限定的で1.7円台で横ばい推移となっている。
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