12月13日のサンドボックスの動向、71円台で推移
2023.12.13
12月13日12時時点のサンドボックス(SKEB)の価格は71円台で推移している。
前日12日の米国株式市場のダウ平均は173.01ドル高(+0.48%)と続伸。11月消費者物価指数(CPI)のほぼ予想に一致した結果を好感する動きが広がった。また、長期金利の低下を受けてハイテク株も上昇し、相場を一段と押し上げた。イエレン財務長官のインフレや経済に関する楽観的な見解も支援し相場は終日堅調に推移した。ナスダック総合指数は続伸、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均は上昇スタート。その後はプラス圏で推移するも上値の重い展開となっている。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆5400億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭している一方で、主要取引所の出来高は増加基調にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.3%で推移している。
SANDは、暗号資産市場の盛り上がりに連れて2月に123円まで上昇した。ただ、2月中旬以降は売り優勢の展開となり右肩下がりに推移。6月に米証券取引委員会(SEC)の規制発言を受けて暗号資産市場全体が軟調に推移すると、SANDも一時48円まで急落した。7月以降はじりじりと下げ幅を広げる展開となり50円を割って40円台前半で推移していたが、直近はビットコインの上昇に連れ高となり一時85円まで上昇した。その後は短期的な過熱感から利食い売りが広がり、直近は再度71円台で推移している。
The Sandboxは、クリエイターがEthereumブロックチェーン上でボクセルアセットやゲーム体験を共有してマネタイズすることができる。また、プレイヤーはNFT(非代替性トークン)とプラットフォームのユーティリティ・トークンであるSANDを使って、ゲーム体験を構築、所有、収益化することができる分散型のコミュニティ主導型ゲームエコシステムである。The Sandboxブロックチェーンゲームプラットフォームは、VoxEditor、Game Maker、Marketplaceの3つの統合製品で構成されており、これらを組み合わせることでプレイヤーなどはユーザー生成コンテンツ(UGC)を制作することができる。