12月16日のフィスココインの動向、一時45円まで上昇

2024.12.16

12月16日8時時点のフィスココイン(FSCC)の価格は34円付近で推移している。

先週末の米国市場のダウ平均は86.06ドル安の43,828.06ドル、ナスダックは23.88pt高の19,926.72ptで取引を終了した。主要企業決算を好感し、寄り付き後、上昇。ダウは連邦準備制度理事会(FRB)の利下げペース減速の思惑を受けた売りや利益確定売りに押され下落に転じ、終日軟調に推移した。ナスダックは金利高が重しとなったが、半導体ブロードコム(AVGO)の上昇が指数を押し上げ、終日底堅く推移してまちまちで終了した。

暗号資産市場全体の時価総額は3兆7900億ドル(Coin Market Cap)で推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高値を更新、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると57.3%で推移している。

フィスココインは1月にビットコイン現物ETFが米国で初承認されてビットコインや主要アルトコインが上昇基調を維持したものの、連れ高とはならなかった。3月にはビットコイン価格が上場来高値を更新して節目の1000万円を超えると、フィスココインも一定の買いが向かい64円付近まで上昇した。ただ、その後買いは続かずじりじりと上げ幅を縮小、5月末から一段安となり、8月以降はフィスココインの上げ幅は限定的で20円付近で推移している。11月に入ってビットコインが最高値を更新するも上値は重かったが、次第に連れ高となり12月始めには45円まで回復した。

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