2月1日のフィスココインの動向、52円付近で小動き
2024.02.01
2月1日13時時点のフィスココイン(FSCC)の価格は52円付近で推移している。
前日31日の米国株式市場のダウ平均は317.01ドル安(-0.35%)と続伸。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で4会合連続で金利据え置きを発表、利下げの可能性が明確化されなかったため早期利下げ期待が後退し売りが先行した。パウエル議長が会見で現時点で3月の利下げの可能性がベースシナリオではないとの考えを指摘すると下げ幅を拡大した。主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、日経平均は軟調に推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆5200億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じて最高値に接近、主要取引所の出来高は低下傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.6%で推移している。
フィスココインは年初に始値53円を付けて以降、横ばいでの推移が続いている。1月にビットコイン現物ETFが米国で初承認されてビットコイン価格が上昇、その後も主要アルトコインが上昇基調を維持したものの、フィスココインは連れ高とはなっていない。本日も、52円付近で小動きとなっている。
FSCC の利用範囲の拡大を目指しているFDAPは25日、FSCC 購入枚数の経過を開示した。12月21日から1月20日までの差し引き購入枚数は995,577FSCCとなった。そのほか、フィスコは投資ツール開発プロジェクトの FSCC ステーキング応募サイトを公開している。FSCCサービス拡充の一環として、他社投資関連サイトなどと協業し、FSCCを活用して投資ツールの開発を加速する(保有する FSCC の一部を売却することで開発資金に充当)。直近では、著名投資家なごちょう氏推薦の「売上高営業利益率スクリーニング」のステーキング募集中となっている。