2月7日のスケブコインの動向、0.22円付近で推移

2024.02.07

2月7日10時時点のスケブコイン(SKEB)の価格は0.22円付近で推移している。

前日6日の米国株式市場のダウ平均は141.24ドル高(+0.37%)と反発。中国政府による株価対策への期待が相場を支えたほか、クリーブランド連銀のメスター総裁が連邦公開市場委員会(FOMC)は年後半に利下げを巡りより確信するだろうと発言すると、金利低下に連れて上げ幅を拡大した。ナスダックもプラス圏を回復、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均はもみ合い展開となっている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆6600億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じて最高値を更新、主要取引所の出来高は低下傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.5%で推移している。

2024年1月1日に0.23円でスタートした後、同水準でのもみ合い展開が続いている。10日にビットコイン現物ETFが承認され、ビットコインや主要アルトコインが大きく上昇したものの、スケブコインは連れ高とならず小動きが続いている。

海外プラットフォーマーによる表現の規制が問題となっている昨今、2021年2月には、大手クレジット会社から複数の出版社に対して、特定の表現がある場合クレジット決済が取り扱えなくなる旨の通知があった事実が発覚した。こうした中、新たな決済手段としてブロックチェーンに注目したのがSkeb Coinである。既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービスでの利用やZaif Paymentでの決済可能資産にSkeb Coinを追加するなど、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして活用される予定。2022年8月、Skeb CoinはIDOプラットフォーム「DAO Maker」でIDOを実施し、約4,100万円を調達するとともにSkeb Coinをローンチした。

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