2月8日のFC琉球コインの動向、0.30円付近で推移
2024.02.08
2月8日10時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.30円付近で推移している。
前日7日の米国株式市場のダウ平均は156.00ドル高(+0.40%)と続伸。連邦準備制度理事会(FRB)高官が年内の利下げの可能性に言及し、期待感を受けた買いが広がった。商業用不動産懸念にジャンク級に格下げされた地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープの回復に連れ投資家心理も改善し、終盤にかけて上げ幅を拡大した。ナスダック総合指数も続伸、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均はもみ合い展開となっている。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆7100億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度最高値を更新、主要取引所の出来高はいまだに低下傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると52.7%で推移している。
FC琉球コインは、引き続き0.3円付近でもみ合う動きが続いている。2024年に入って、米国でのビットコイン現物ETF承認を受けて、ビットコインや主要アルトコインが上昇する中、連れ高とはならずこう着感の強い値動きとなった。本日もビットコインが再度660万円まで上昇しているが、小幅な上昇にとどまっている。
FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売し、資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)であった。
※画像はGMOコインのチャートから引用