12月21日のポルカドットの動向、連日売り優勢の展開が続く
2022.12.21
12月21日11時時点のポルカドット(DOT)の価格は600円水準(Zaif)で推移している。
大手暗号資産交換業者FTX、レンディングサービス会社ブロックファイの破綻等を受けて、「暗号資産の冬」が到来している。また、景気後退懸念が台頭していることに加えて、米連邦準備制度理事会(FRB)高官がインタビューや講演で政策金利を高水準で長期にわたり維持する姿勢を再確認しており、マクロ環境の不透明感も相場を冷ます要因となっている。前日には日銀の大規模緩和修正がネガティブサプライズとなり個人投資家心理を悪化させた。様々なマイナス要因を受けて、買い手不在の状況が続いている。本日の暗号資産全体の時価総額は8100億ドル台と前週からやや減少。ビットコインは軟調な展開が続いているが下げ幅は限定的で、本日も動意の乏しい展開となっている。
直近軟調な展開が続いているDOTは、じりじりと下げ幅を広げている。17日に急落して以降、買い手不在で売り優勢の展開に。本日はZaifの上場来安値603円をつけており、上場時から約75%も下落している。暗号資産全体が軟調に推移していることは間違いないが、規制の観点からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)銘柄を避けて動く暗号資産投資家も存在する。FTX騒動を受けて現時点では大きな注目は集まっていないが、今後は暗号資産の規制動向についても注目が集まりそうだ。テクニカル面でも、9日移動平均線、25日線、50日線、全てが下向きに推移しておりサポートラインも存在しない。好材料が出るまでは、引き続き軟調な展開が続きそうだ。
※チャートはDOT/JPYの日足、9日MA、25日MA、50日MA
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【株式会社フィスコの概要】
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所在地:東京都港区南青山五丁目 13 番 3 号
設立日:1995 年 5 月 15 日
代表者:代表取締役社長 狩野 仁志
事業内容:金融機関、投資家、上場企業を支援する各種情報サービスの提供
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