1月25日のポルカドットの動向、直近の上昇に対する利食い売り優勢

暗号資産市場全体の時価総額は1兆227億ドル（Coin Market Cap）と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート（採掘速度）は引き続きピーク付近で推移、取引所の出来高も前日からほぼ変わらず（Blockchain.com）。アルトコインは、直近大幅に上昇していた分、利食い売りが優勢となって大幅に下落している銘柄が散見されている。本日のビットコインは、296万円台（Zaif）で推移。前日同様、300万円を明確に上抜けることはできず、300万円付近でのもみ合い展開が続いている。ただ、アルトコインよりも下落率は限定的で、一旦の調整として底堅い印象も受ける。

1月25日10時時点のポルカドット（DOT）の価格は813円水準（Zaif）で推移している。本日は、始値840円台でスタート、その後は売りが広がり安値805円まで下げ幅を広げた。20日の始値740円から24日高値880円まで大きく上昇しており、前日まで4日続伸していたため、本日は直近の上昇に対する利食い売りが優勢となっている。新年度相場入りして1月1日の始値567円から右肩上がりに大きく上昇してきた。テクニカル面では、25日移動平均線が50日線を下から上に抜けている。目先は900円台に回復するかに注目が集まりそうで、長期的には昨年11月のFTXショック前の1000円付近がターゲットとなってきそうだ。

※チャートはDOT/JPYの日足、9日MA、25日MA、50日MA

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