3月13日のポリゴンの動向、一時180円に到達
2024.03.13FISCO
2024.03.12
3月12日14時時点のライトコイン(LTC)の価格は1.4万円台で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆6000億ドル(Coin Market Cap)と前週末から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭している一方で、主要取引所の出来高は急増している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.6%で推移している。
ライトコインは2024年1月1日に1.03万円からスタート、その後1万円を割り一時8800円まで値を下げた。2月は買い戻しが広がり1万円まで浮上したが、ビットコインや主要アルトコインの上昇とは対照的に上げ幅は限定的となっていた。ただ、3月に入ると急騰して1.4万円まで上昇、その後利食い売りが広がったものの、直近は再度買い戻しが広がり1.5万円まで上昇した。
ライトコインは、PoW銘柄の一つで2011年10月開始以来3度の半減期を迎えている。2023年8月2日に報酬が12.5LTCから6.25LTCに減少した。ビットコインプロトコルからフォークしたP2P型の暗号資産で、ビットコインに次ぐ長い歴史を持つ。ビットコインが「価値の保存」の媒体として進化したのに対し、LTCは日常的な取引で使用されることを前提に作られたため「金であるビットコインに対して、ライトコインは「銀」だと言われ、ビットコインを補完するための存在であることがしばしば強調されている。