3月21日のFC琉球コインの動向、0.4円台で推移

2024.03.21

3月21日8時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.4円台で推移している。

前日20日の米国市場のダウ平均は401.37ドル高(+1.03%)と大幅続伸。連邦準備制度理事会(FRB)がFOMCの結果を発表し、予想通り5会合連続で政策据え置きを決定した。また、依然として年内3回の利下げを予想していることやパウエル議長も年内の利下げを想定している姿勢を再表明したため年内の利下げ期待が強まった。主要株式指数はそろって過去最高値を更新した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆5600億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇基調が続く中、主要取引所の出来高は増加傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると53.8%で推移している。

FC琉球コインは堅調推移が続いている。2024年に入って、米国でのビットコイン現物ETF承認を受けて、ビットコインや主要アルトコインが上昇する中、連れ高とはならずこう着感の強い値動きとなっていた。ただ、3月に入ってビットコインが史上最高値を更新する中、FC琉球コインもじりじりと上げ幅を広げて0.46円まで上昇。直近は利食い売りが広がり上げ幅をやや縮小しているものの0.4円台で推移しており、本日は0.41円付近でこう着感の強い値動きとなっている。

FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売し、資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)であった。

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