4月22日のパレットトークンの動向、7円台で推移

4月22日10時時点のパレットトークン（PLT）の価格は7円台で推移している。

前週末19日の米国市場のダウ平均は211.02ドル高（+0.56%）と続伸。中東情勢の一段の緊迫化を警戒した売りが後退した。安心感から買戻しが継続したほか主要企業決算への期待を受けた買いに、終日堅調に推移した。一方、利下げ期待を受けた買いが後退したほか、ネットフリックスの下落に押されてナスダックは大幅下落。まちまちとなった米株市場を横目に、日経平均株価は買い先行でスタートした。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆3800億ドル（Coin Market Cap）と前週末から増加している。ビットコインのハッシュレート（採掘速度）は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は反発して上昇傾向にある（Blockchain.com）。ビットコイン（BTC）のドミナンス（暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当）は、TradingViewのデータによると55.1％で推移している。

2023年1月１日に7.2円を付けたPLTは、じりじりと下げ幅を広げて一時6.7円をつけた。その後は横ばい推移となっていたが、2月26日に買い戻しが広がり10円まで急騰した。3月以降は利食い売りが広がり8円台まで値を下げ、4月に入って一段安となると直近は6.4円まで下落した。ビットコインが半減期を迎える中、上げ幅は限定的で本日は7円台で推移している。

パレットトークンは、デジタルアイテムを発⾏・管理・流通するためのブロックチェーンネットワーク、Palete Chainおよびそのネットワーク上に構築されたアプリケーション上で利用されるユーティリティトークンである。独⾃ブロックチェーンであるPalette Chain上ではデジタルアイテムをNFTとして取り扱うことができ、エンターテイメント領域におけるデジタルアイテムの発⾏・管理・流通に特化している。PLTのIEOは、日本初のIEO事例として、Coincheck IEOにて2021年7月1日から7月15日まで実施された。63,853口座から調達目標金額9.3億円に対し、24.11倍となる約224億円の申込額を記録した。

※画像はコインチェックから引用