4月23日のカイカコインの動向、1.2円台で推移

2025.04.23

4月23日8時時点のカイカコイン(CICC)の価格は1.2円台で推移している。

前日22日のダウ平均は1016.57ドル高の39186.98ドル、ナスダックは429.52pt高の16300.42ptで取引を終了した。昨日の大幅下落の反動で買われ、寄り付き後、上昇。国債相場も持ち直したため安心感がひろがり続伸した。その後、ベッセント財務長官が対中貿易で、現状維持が持続可能だとは誰も考えておらず、いずれ合意にいたるとの考えを示したとの報道や、政府報道官が各国との協議が順調に進んでいるとの発言で、貿易交渉の進展期待が広がり、買い戻しが加速し、大幅上昇。終盤にかけ、上げ幅を拡大して終了した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆9100億ドル(Coin Market Cap)で推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりの推移を継続、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると64.5%で推移している。

カイカコイン価格は調整が続いていたが、昨年12月にはもち合いに移行。これまでの調整トレンドラインを上回る状況となっており、出来高も増加傾向にあった。ビットコイン(BTC)の価格上昇がアルトコインへの物色へつながり、その流れが波及しつつあった可能性がある。ただ、2025年に入り再度軟調な展開となり下げ幅を広げると、直近は1.2円付近で推移している。

2023年9月に新たなビジョンを掲げたライトペーパーを発表して以降、GameFiという新領域を中心にWeb3に関連した利用シーンを増やしており、子会社が運営するNFTのマーケットプレイス「Zaif INO」にて、NFTの購入支払に使えるようになった。また、決済通貨に採用されるなど他社サービスとの連携も実施している。

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