4月18日のアスターの動向、9.7円水準で推移
2023.04.18
4月18日14時時点のアスター(ASTAR)の価格は9.7円水準(Zaif)で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は1兆2542億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばい推移を継続している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇に一服感が台頭、主要取引所の出来高は引き続き右肩上がりで推移している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると46.9%に低下している。
アスターは2023年から右肩上がりで上昇しており、2月17日には1月1日の5円台から3倍の15円台まで値を伸ばした。ただ、その後は売り優勢の展開となり3月11日まで右肩下がりに推移、安値7円台まで上げ幅を縮小した。3月末から4月初旬にかけて8円台でもみあっていたが、直近はやや上げ幅を広げて一時10円まで値を戻した。本日は9.7円水準で推移しており、個別材料は見当たらない。
国内では、これまでビットバンクに上場していたが、3月22日よりGMOコインに上場した。GMOコインでは国内初となる、AstarとAstar EVM2つのアドレス形式に対応しているという。
Astar Networkは、マルチチェーン時代のスマートコントラクトハブとなるdAppsのプラットフォームであり日本発のパブリックブロックチェーンである。Ethereum互換のアプリケーションだけではなく、WebAssemblyに対応したアプリケーションの開発、ベーシックインカム機能であるdApp stakingなど数々のユニークな特徴を持っている。Polychainのほか、Crypto.com Capital、Alameda Research、などの大手暗号資産ファンド、Ethereum及びPolkadotを創業したGavin Wood氏、プロサッカー選手の本田圭佑氏、などから資金を調達している。ガバナンストークンである「ASTR」は、大手仮想通貨取引所のBinance、Huobi GlobalやGate.io、OKEx、バイナンスUS、などに上場している。