1月15日のアスターは21円台で推移
2024.01.15FISCO
2024.04.02
4月2日9時時点のトロン(TRX)の価格は18円台で推移している。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆6300億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.0%で推移している。
トロンは、1月1日に15円をつけてスタート、1月10日に米国でビットコイン現物ETFが承認された後は連れ高となり一時16.9円をつけた。2月から再度買い戻しの動きが広がり、2月末には22円台まで上昇した。3月に入って利食い売りが広がり16円まで値を下げたが、直近はやや値を戻して18円台で推移している。
トロンは、2017年にTRON Foundationで発行された暗号資産で現在はDAOによる運用に移行している。TRON FoundationはJustin Sunが2017年に立ち上げた非営利組織で、ある。イーサリアムと同様に、スマートコントラクトを利用して独自トークンを発行し、アプリケーション(DApps)の開発が行える。現在は、多くのゲームアプリなどのDAppsがTRXを基盤にして開発・配信されている。トロンでは、ブロックチェーン技術の特性を、デジタルコンテンツを配信する場に活用している。