4月8日のスケブコインの動向、0.21円台で推移

2024.04.08

4月8日8時時点のスケブコイン(SKEB)の価格は0.21円台で推移している。

前週末5日の米国市場のダウ平均は307.06ドル高(+0.80%)と反発。3月雇用統計で失業率の低下に加え、雇用の伸びが予想外に加速するなど、労働市場が依然強い証拠を受けて楽観的な見方が一段と強まり投資家心理の改善につながった。また、企業の業績改善期待を受けた買いに終日堅調に推移した。ナスダックは大幅反発、主要株価指数がそろって上昇した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆5900億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりでの推移が続く中、主要取引所の出来高は減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.4%で推移している。

2024年1月1日に0.23円でスタートした後、同水準でのもみ合い展開が続いていた。その後はビットコインや主要アルトコインが大きく上昇したものの、スケブコインは連れ高とならず0.19円付近で小動きが続いた。ただ、3月4日に暗号資産取引所Zaifでの取り扱い開始が発表され、0.23円台まで回復。その後、0.26円台まで上げ幅を広げたが、直近は利食い売りが広がり本日は0.21円台で推移している。Zaifでのサービス提供開始は2024年5月下旬を予定している。

海外プラットフォーマーによる表現の規制が問題となっている昨今、2021年2月には、大手クレジット会社から複数の出版社に対して、特定の表現がある場合クレジット決済が取り扱えなくなる旨の通知があった事実が発覚した。こうした中、新たな決済手段としてブロックチェーンに注目したのがSkeb Coinである。既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービスでの利用、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして活用される予定。2022年8月、Skeb CoinはIDOプラットフォーム「DAO Maker」でIDOを実施し、約4,100万円を調達するとともにSkeb Coinをローンチした。

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