5月10日のカイカコインの動向、3.6円台で推移

2024.05.10

5月10日9時時点のカイカコイン(CICC)の価格は3.6円台で推移している。

前日9日の米国市場のダウ平均は331.37ドル高(+0.85%)と続伸。週次失業保険申請件数の増加で利下げ期待が再燃した。また、ソフトランディング期待を受けた買いも続いたほか、長期金利の低下で、ハイテクも底堅く推移し相場全体を支援。ナスダック総合指数は反発、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、日経平均株価は堅調に推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆3200億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭している一方で、主要取引所の出来高は増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.9%で推移している。

カイカコイン(CICC)は、2月中旬まで3.2円付近の底値圏で推移していたが、2月末から水準を切り上げていた。3月に入って買い優勢の展開が続いて一時5.4円まで上げ幅を広げた。その後は利食い売りが広がり4円台まで下落したものの、3月末にかけて持ち直していた。ただ、直近は売り優勢の展開となり4円を割ると、本日は3.6円台で推移。ビットコイや主要アルトコインが軟調に推移する中、連れ安となっている。

2023年9月に新たなビジョンを掲げたライトペーパーを発表して以降、GameFiという新領域を中心にWeb3に関連した利用シーンを増やしており、子会社が運営するNFTのマーケットプレイス「Zaif INO」にて、NFTの購入支払に使えるようになった。また、決済通貨に採用されるなど他社サービスとの連携も実施している。13日には、「カイカコイン(CICC)のキホン」を解説するウェビナーを開催、カイカコインの概要から最新トピックまでリアルタイムで配信する。

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ