5月2日のポリゴンの動向、133円台で推移

2023.05.02

5月2日11時時点のポリゴン(MATIC)の価格は133円水準(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1649億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)が右肩下がりに下落する一方で、主要取引所の出来高は横ばい推移となっている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると48.1%で推移している。上海アップデートから現時点までのイーサリアム(ETH)のネットステーキング量は、-38.8万ETHで、出金が197万ETH、入金が158万ETHとなっている。

ポリゴンは2023年から右肩上がりで上昇しており、2月中旬に年初来高値204円をつけた。3月初週にかけて上げ幅を大きく縮小したあとは、140円台から160円台でのレンジでもみ合う展開となった。4月末にかけて下げ幅を広げて、現在は130円台で推移している。

Polygon Labsは4月27日、グーグルクラウドと複数年の契約で戦略的提携を行うと発表した。Google CloudがPolygonプロトコルの戦略的クラウドプロバイダーになり、両社で協力して開発者がポリゴン上でプロダクトやdApps(分散型アプリケーション)を構築・発展しやすくなるような取り組みを行っていく。具体的には、Polygon PoS、Polygon Supernet、Polygon zkEVMなどのコアPolygonプロトコルの普及を促進するという。

MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンである。Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクト。コアコンポーネントはモジュール式の柔軟なフレームワーク(Polygon SDK)で、Plasma、Optimistic Rollups、zkRollups、ValidiumなどのLayer-2インフラや、プロジェクトの主力製品であるMatic POS(プルーフオブステイク)などのスタンドアロンサイドチェーンの構築と接続が可能である。

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ