5月27日のカイカコインの動向、3.4円台付近で推移
2024.05.27
5月27日9時時点のカイカコイン(CICC)の価格は3.4円台で推移している。
前週末24日の米国市場のダウ平均は4.33ドル高(+0.01%)と小幅高。耐久財受注や消費者信頼感指数が良好だったほか、期待インフレ率が予想を下回ったため長期金利が低下に転じたため、一段高となった。連休を控え参加者が限られダウの上値は限定的となったが、ナスダックはエヌビディア株主導で、終盤にかけて上げ幅を拡大した。主要株価指数がそろって上昇した。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆5600億ドル(Coin Market Cap)と前週末から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇傾向にあるなか、主要取引所の出来高は上昇基調にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.2%で推移している。
カイカコイン(CICC)は、2月中旬まで3.2円付近の底値圏で推移していたが、2月末から水準を切り上げていた。3月に入っても買い優勢の展開が続き一時5.4円まで上げ幅を広げた。その後は利食い売りが広がり4円台まで下落したものの、3月末にかけて持ち直していた。ただ、直近は売り優勢の展開となり4円を割ると、じりじりと下げ幅を広げて本日は3.4円台で推移している。
2023年9月に新たなビジョンを掲げたライトペーパーを発表して以降、GameFiという新領域を中心にWeb3に関連した利用シーンを増やしており、子会社が運営するNFTのマーケットプレイス「Zaif INO」にて、NFTの購入支払に使えるようになった。また、決済通貨に採用されるなど他社サービスとの連携も実施している。