5月27日のFC琉球コインの動向、0.3円台で推移

2025.05.27

5月27日8時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.2円台で推移している。

前日26日の米国市場は「戦没将兵追悼記念日」のため休場。暗号資産市場全体の時価総額は3兆4300億ドル(Coin Market Cap)で推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりの推移を継続、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると64.2%で推移している。

FC琉球コインは2024年末にかけて全体相場が盛り上がる中、0.34円付近まで上昇したが、上げ幅は限定的で盛り上がりに欠けている。2025年に入ると売り優勢の展開が続いて0.3円を割って、直近は0.26円付近で推移している。個別材料では、2月21日にFC琉球がFC琉球コミュニティ通貨「ベーにょ」運用終了を発表した。3月をもって運用を停止するようだが、「ベーにょ」の残高は3月のホームゲーム会場にて一定の比率でFCRコインへの交換を受け付ける予定。

FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売し、資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)だった。

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