6月3日のモナコインの動向、53円台で推移

2024.06.03

6月3日8時時点のモナコイン(MONA)の価格は53円台で推移している。

前週末31日の米国市場のダウ平均は574.84ドル高(+1.51%)と大幅反発 。4月コアPCE価格指数が予想通りとなったため年内の利下げ期待に買われた。ダウは終日堅調に推移し、月末での調整、指数の入れ替えなどが影響し終盤にかけ上げ幅を拡大した。一方、ナスダックは半導体セクターでの利益確定売りに押され小幅に続落、まちまちで終了した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆5300億ドル(Coin Market Cap)と前週末から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇一服感が台頭しているなか、主要取引所の出来高は減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.3%で推移している。

モナコインは、2024年1月1日に56.9円をつけたが、買いは続かずじりじりと下げ幅を広げる展開となっていた。ただ、ビットコインやイーサリアムが史上最高値を更新する中、2月末からモナコインも買い戻しの動きが広がり一時85円まで上昇した。その後は利食い売りが広がり上げ幅を縮小、5月に入ってからは55円付近で売り買いが交錯してもみ合い展開となっている。

モナコインは、数少ないPoW銘柄の一つである。日本の掲示板「2ちゃんねる」で有名なアスキーアート「モナー」をモチーフにして2013年12月に誕生した国産暗号資産(仮想通貨)。最近では、トークン発行プラットフォームであるMonapartyを用いたNFTやFTの発行、購入手段としての利用が増えてきている。2023年11月4日には、3回目の半減期を迎えた。

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