6月23日のアスターの動向、買い戻しの動き継続で堅調推移

2023.06.23

6月23日13時時点のアスター(ASTAR)の価格は6.5円(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1689億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩下がりの推移を継続している一方で、主要取引所の出来高は大きく増加している(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.4 %まで上昇している。

アスター(ASTAR)は2023年に入って暗号資産相場の盛り上がりとともに、1月1日の始値5円台から2月17日高値15円まで急騰した。ただ、3月中旬にかけて右肩下がりに推移、3月11日に7円台で下げ渋った。その後は4月半ばまで7円から9円のレンジ内でもみ合っていたが、5月から再度軟調に推移して6円から7円台で軟調もみ合い展開に。6月に入って米証券取引委員会(SEC)がバイナンスとCEOのCZを提訴したことを受けて、一時4.8円台まで急落。ただ、12日以降は買い戻しが優勢となっており、6.5円まで回復、本日は6.4円でスタートした後堅調推移を継続している。

前日22日には、ASTARチェーン利用の「スマホ de おみやげ」導入第二弾が発表された。2023年7月1日(土)〜9月3日(日)の期間中、広島県尾道市の尾道市立美術館において、「デジタルお土産(NFT)」が導入されるようだ。今回、尾道市立美術館では、美術館にゆかりのある2匹の猫「ケンちゃん」と「ゴッちゃん」をデジタル3Dフィギュア化、来館記念品のデジタルお土産として無料配布される。また、直近では、Astar NetworkがCoinPost企画・運営国際カンファレンス「WebX」のタイトルスポンサーに決定している。

ASTARは、国内でこれまでビットバンクに上場していたが、3月22日よりGMOコインに上場した。Astar Networkは、マルチチェーン時代のスマートコントラクトハブとなるdAppsのプラットフォームであり日本発のパブリックブロックチェーンである。Polychainのほか、Crypto.com Capital、Alameda Research、などの大手暗号資産ファンド、Ethereum及びPolkadotを創業したGavin Wood氏、プロサッカー選手の本田圭佑氏、などから資金を調達している。ガバナンストークンである「ASTR」は、大手仮想通貨取引所のBinance、Huobi GlobalやGate.io、OKEx、バイナンスUS、などに上場している。

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