6月7日のポリゴンの動向、有価証券に該当すると判断され軟調推移継続

2023.06.07

6月7日13時時点のポリゴン(MATIC)の価格は113円水準(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1289億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭して右肩下がりに推移、主要取引所の出来高も増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると48 %まで増加している。

ポリゴンは2023年から右肩上がりで上昇しており、2月中旬に年初来高値210円をつけた。3月初週にかけて上げ幅を大きく縮小したあとは、140円台から160円台でのレンジでもみ合う展開となった。4月末から5月中旬にかけて再度売り優勢の展開となり112円台まで下げ幅をじりじりと広げた。その後130円付近まで値を戻すも6月に入って再び軟調に推移。前日は米証券取引委員会(SEC)がバイナンスとCEOのCZを提訴したことを受けて暗号資産投資家心理が悪化、暗号資産市場全体が軟調に推移した。また、BNBやステーブルコインのバイナンスUSD(BUSD)のほかに、ポリゴンも有価証券に該当すると判断された。これを嫌気されて急落しており、本日は多くの暗号資産が値を戻す中、ポリゴンは軟調推移を継続している。

MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。

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