7月22日のカイカコインの動向、2.7円付近で推移
2024.07.22
7月22日8時時点のカイカコイン(CICC)の価格は2.7円付近で推移している。
先週末の米国市場のダウ平均は377.49ドル安の40287.53ドル、ナスダックは144.28 pt安の17726.94 ptで取引を終了した。システム障害で世界の経済活動に混乱がもたらされるとの警戒感に売られ、寄り付き後、下落。ハイテク企業の来週の決算を控えた手仕舞い売りも見られ、相場のさらなる重しとなった。システム復旧に連れ、相場は下げ止まったが、終日軟調に推移した。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆4800億ドル(Coin Market Cap)と前日から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は横ばいで推移している一方で、主要取引所の出来高は増加傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると55.3%で推移している。
カイカコインは、2月中旬まで3.2円付近の底値圏で推移していたが、2月末から水準を切り上げていた。3月に入っても買い優勢の展開が続き一時5.4円まで上げ幅を広げた。その後は利食い売りが広がり4円台まで下落し、5月に4円を割ると6月に入ってもじりじりと下げ幅を広げて3円を割った。直近は買い戻しの動きは限定的で、2.7円台で横ばい推移となっている。
2023年9月に新たなビジョンを掲げたライトペーパーを発表して以降、GameFiという新領域を中心にWeb3に関連した利用シーンを増やしており、子会社が運営するNFTのマーケットプレイス「Zaif INO」にて、NFTの購入支払に使えるようになった。また、決済通貨に採用されるなど他社サービスとの連携も実施している。