G7、中銀デジタル通貨に関する13の共通原則を発表
2021.10.18田代昌之
2024.07.09
7月9日8時時点のイーサリアム(ETH)の価格は48万円付近で推移している。
前日8日の米国市場のダウ平均は、31.08ドル安の39344.79ドル、ナスダックは50.98pt高の18403.74pt。早期の利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。その後、今週予定されている重要インフレ指標やパウエルFRB議長証言を警戒し、ダウは下落に転じた。ナスダックはエヌビディアなどの半導体が支援し、終日堅調に推移し5日連続で過去最高値を更新した。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆900億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばい推移となっている。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は下落しているなか、主要取引所の出来高は減少傾向にある(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると54.7%で推移している。
イーサリアムは、1月1日に32万円を付けて2024年をスタート。その後、米国でビットコイン現物ETFが承認されてビットコインが急騰すると、イーサリアムも連れ高となり39万円まで上げ幅を広げた。3月には60万円に到達して史上最高値を更新した。5月には50万円を割って43万円まで下落したが、5月下旬に米国でイーサリアムの現物ETF承認が加速して59万円まで急騰、その後承認されると高値圏でもみ合う展開となった。直近は暗号資産全体が軟調に推移する中、48万円台まで値を下げている。