7月19日のフィナンシェトークンの動向、0.19円台で推移

2023.07.19

7月19日11時時点のフィナンシェトークン(FNCT)の価格は0.19円台(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆2050億ドル(Coin Market Cap)と前日から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しており、主要取引所の出来高はさえない動きが続いている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると49.9%となった。

2023年3月16日にコインチェックに新規に上場したフィナンシェトークンは、上場初日に一時3.1円を付けた。翌日17日の終値は販売価格0.41円から約3倍となる1.15円に。ただ、換金売りが優勢となり大きく下げ幅を広げて0.2円台まで下落、その後4月末には0.3円を割り、5月からは一段安となり0.20円まで下落。6月に入って暗号資産市場全体が軟調に推移留守と、フィナンシェトークンもじりじりと下げ幅を広げて0.12円まで下落した。その後、買い戻しが優勢となり0.25円付近まで回復。本日は、0.2円でスタートした後、やや売り手優位の状況が続いている。特段個別の材料も出ていない。

フィナンシェトークンは、プラットフォーム「FiNANCiE」で使用されるERC-20規格のユーティリティトークンである。NFTの発行・販売・管理を通してスポーツクラブやクリエイターのデジタル資産に価値を付与するだけでなく、コミュニティ活性化に貢献するサポーターにメリットを還元できる仕組みを構築する。

2023年2月21日から3月7日に亘り募集されたCoincheck IEOを通じてIEOが実施され、総発行量200億FNCTの13%となる26億FNCTを10億6,600万円で販売し、資金調達に成功した。募集価格は1FNCTあたり0.41円で、募集1口あたり10,000FNCT(4,100円)、最大申込口数は2,000口=2000万FNCT(820万円)であった。実際の申し込み額は、目標額を大きく超え約200億円で、18.78倍の申し込み倍率だった。

画像:コインチェックチャートから引用

筆者一覧

 
人気の記事

最近の記事

SNSでシェアする

タグ一覧

ピックアップ