7月3日のスケブコインの動向、0.19円台で推移

2023.07.03

7月3日14時時点のスケブコイン(SKEB)の価格は0.19円水準(Zaif)で推移している。

前週末30日の米国株式市場のダウ平均は285.18ドル高(+0.84%)と続伸。個人消費支出(PCE)コア価格指数の伸びが鈍化したため、連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測が後退し買いが先行。金利低下に伴いハイテクも買い戻され相場を押し上げた。月末、四半期末で運用会社などによるドレッシング買いも見られ終日堅調に推移した。ナスダック総合指数は大幅反発、主要株価指数がそろって上昇した米株市場を横目に、今日の東京株式市場は買いが先行した。米国ではアップルの時価総額が3兆ドルに乗せるなど、ハイテク株の強い動きが目立ったことから、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株がけん引する展開になっている。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆2079億ドル(Coin Market Cap)と前週末から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度上昇に転じるなか、主要取引所の出来高は減少に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると51.0%で推移している。

2023年の1月末から2月初めには0.8円台まで上昇する動きを見せていたが、2月末からは大きく値を崩して0.3円まで下落、その後もじりじりと売り優勢の展開が続いて下げ幅を広げた。4月に入ってからも軟調推移を継続して0.2円台まで下落、5月からは0.2円を割って0.14円台で推移した。6月に入ると暗号資産市場の急落を受けて0.08円まで下落、その後は買い戻しが広がり回復した。7月1日には一時0.38円まで急騰したが、売り手優位の状況が続いて上げ幅を縮小。本日は0.19円台で推移している。

海外プラットフォーマーによる表現の規制が問題となっている昨今、2021年2月には、大手クレジット会社から複数の出版社に対して、特定の表現がある場合クレジット決済が取り扱えなくなる旨の通知があった事実が発覚した。こうした中、新たな決済手段としてブロックチェーンに注目したのがSkeb Coinである。既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービスでの利用やZaif Paymentでの決済可能資産にSkeb Coinを追加するなど、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして活用される予定。2022年8月、Skeb CoinはIDOプラットフォーム「DAO Maker」でIDOを実施し、約4,100万円を調達するとともにSkeb Coinをローンチした。

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