8月16日のフィスココインの動向、24円台で推移

2024.08.16

8月16日8時時点のフィスココイン(FSCC)の価格は24円付近で推移している。

前日15日の米国市場のダウ平均は554.67ドル高の40,563.06ドル、ナスダックは401.90 pt高の17,594.50 ptで取引を終了した。小売売上高や週次失業保険者数を受けて消費や労働市場の悪化警戒感が後退し、寄り付き後、上昇。ソフトランディング期待が強まり、相場は終日買いが先行した。終盤にかけて、上げ幅を拡大した。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆400億ドル(Coin Market Cap)と前日からやや減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高を更新した後は上昇一服感が台頭し、主要取引所の出来高は横ばい推移が続いている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると56.8%で推移している。

フィスココインは1月にビットコイン現物ETFが米国で初承認されてビットコインや主要アルトコインが上昇基調を維持したものの、連れ高とはならなかった。3月にはビットコイン価格が上場来高値を更新して節目の1000万円を超えると、フィスココインも一定の買いが向かい64円付近まで上昇した。ただ、その後買いは続かずじりじりと上げ幅を縮小、5月末から一段安となり、直近は30円を割って24円付近で推移している。

FSCC の利用範囲の拡大を目指しているFDAPは7月23日、FSCCレンディングの第43回募集をスタートした。第43回貸出において支払われる貸借料の総額は10万円を予定、現在の年換算貸借料率は14.52%となっている。

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