8月2日のサンドボックスの動向、45円付近で推移
2024.08.02
8月2日8時時点のサンドボックス(SAND)の価格は45円付近で推移している。
前日1日の米国市場のダウ平均は494.82ドル安の40347.97ドル、ナスダックは405.26pt安の17,194.14ptで取引を終了した。利下げ期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。その後、失業保険申請件数が1年ぶりの高水準に達したほか、ISM製造業景況指数が予想外に低下するなど、急速な景気悪化を警戒した売りが加速し、相場は下落に転じた。主要ハイテク企業決算を控えた警戒感も重しとなり相場は終日軟調に推移し、終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了した。
暗号資産市場全体の時価総額は2兆3100億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇基調で過去最高を更新した一方で、主要取引所の出来高は横ばい推移が続いている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると56.3%で推移している。
SANDは1月1日に84円を付けて以降、売り優勢の展開が続いた。2月中旬以降はビットコインや主要アルトコインは大きく上昇するなかじりじりと上げ幅を広げ80円台に復帰、3月には121円まで上昇した。ただ、買いは続かず利食い売りが広がると、4月中旬には大幅安となり60円まで値を下げ、その後70円付近で横ばい推移が続いたが、直近は一段安となり40円を割って一時39円を付けた。
The Sandboxは、クリエイターがEthereumブロックチェーン上でボクセルアセットやゲーム体験を共有してマネタイズすることができる。また、プレイヤーはNFT(非代替性トークン)とプラットフォームのユーティリティ・トークンであるSANDを使って、ゲーム体験を構築、所有、収益化することができる分散型のコミュニティ主導型ゲームエコシステムである。The Sandboxブロックチェーンゲームプラットフォームは、VoxEditor、Game Maker、Marketplaceの3つの統合製品で構成されており、これらを組み合わせることでプレイヤーなどはユーザー生成コンテンツ(UGC)を制作することができる。