8月29日のアスターの動向、一時10円付近まで上昇

2023.08.29

8月29日11時時点のアスター(ASTAR)の価格は8.9円台で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆541億ドル(Coin Market Cap)と前週末から横ばいで推移している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は上昇一服感が台頭しており、主要取引所の出来高は減少を続けている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると49.1%で推移している。

アスター(ASTAR)は2023年に入って暗号資産相場の盛り上がりとともに、1月の始値5円台から2月には高値15円まで急騰した。ただ、4月後半から再度軟調に推移。6月に入ってSECのPoSコインに対する規制発言を受けて一時4.8円台まで急落した。その後は、買い戻しが優勢となり6.5円付近まで回復した。全体相場がさえない中、7月末から買い優勢の展開となり8月後半には一時9.9円まで上げ幅を広げた。利食い売りが広がる状況ではあるが、本日は8.9円でスタートした後、プラス圏で推移している。

ASTARは、国内でこれまでビットバンクに上場していたが、3月22日よりGMOコインに上場した。Astar Networkは、マルチチェーン時代のスマートコントラクトハブとなるdAppsのプラットフォームであり日本発のパブリックブロックチェーンである。Polychainのほか、Crypto.com Capital、Alameda Research、などの大手暗号資産ファンド、Ethereum及びPolkadotを創業したGavin Wood氏、プロサッカー選手の本田圭佑氏、などから資金を調達している。ガバナンストークンである「ASTR」は、大手仮想通貨取引所のBinance、Huobi GlobalやGate.io、OKEx、バイナンスUS、などに上場している。

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