8月7日のエンジンコインの動向、販売価格付近40円台で推移

2023.08.07

8月7日10時時点エンジンコイン(ENJ)の価格は40円台(Zaif)で推移している。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆1599億ドル(Coin Market Cap)と前週末から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は右肩上がりで推移する一方で、主要取引所の出来高は減少傾向だったものの増加に転じている(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると50.3%で推移している。

エンジンコインは、2023年1月1日に始値31円を付けた後、暗号資産市場の盛り上がりに連れて3月には一時75円台まで上昇した。その後は上げ幅を縮小して軟調な展開となり、6月にはSECの規制動向を受けて暗号資産市場が急落、エンジンコインも一時32円まで下げ幅を広げた。7月にかけて買い戻しが優勢となり、急落前水準である46円付近まで回復。直近はもみ合い展開となっており、本日は40円台で推移。引き続き、個別材料は出ていない。

Enjinはシンガポールを拠点とするテクノロジー企業で、ゲームコミュニティ構築のためのサービスやブロックチェーンゲーム開発者向けのサービスを提供している。また、ERC-1155トークンの形でEthereumのデジタル資産をサポートするウェブインタフェースに基づいたツール群を提供している。Ethereumベースの暗号通貨で、現在までに10億以上のEnjin搭載ブロックチェーンアセットがすでに作成されている。

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