9月1日のFC琉球コインの動向、0.32円台で推移

2023.09.01

9月1日9時時点のFC琉球コイン(FCR)の価格は0.32円台で推移している。

前日31日の米国株式市場のダウ平均は168.33ドル安(-0.48%)と反落。米7月個人消費支出(PCE)コアデフレーターが予想に一致し、利上げ終了期待を背景とした買いが先行した。ただ、雇用統計の発表を控えて警戒感も強まり終盤にかけてダウ平均は下落に転じた。ハイテクは長期金利の低下で安心感が広がり終日堅調に推移しプラス圏を維持した。ナスダック総合指数は続伸、まちまちとなった米株市場を横目に、本日の日経平均は下落スタートとなった。ただ、その後は押し目買いが広がりプラス圏に浮上した。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆478億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は再度反転の動きを見せており、主要取引所の出来高も減少は一服した(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると49.2%で推移している。

FC琉球コインは、暗号資産市場の盛り上がりに連れて2023年の1月中旬にかけて0.32円台まで上昇する動きを見せた。その後は長期間0.3円付近でもみ合う動きが続いた。ただ、8月14日に急動意、一時0.45円台まで上昇した。しかし、利食い売りが優勢となり0.32円台まで下落。直近は0.34円まで回復し、本日は0.32円でスタートした後、売り手優位の状況が続いている。

FC琉球コインは、沖縄初のJリーグ加盟サッカークラブ、FC琉球の運営会社が発行するERC-20トークンである。トークンパートナーとしての権利、選手やチームへの投げ銭、クラブ運営における投票への参加権などを用途として発行されている。2022年4月27日から5月18日の期間、GMOコインを通じてIEOを実施し、総発行量10億FCRの45%となる4.5億FCRを10億3950万円で販売して資金調達に成功した。募集価格は1FCRあたり2.2円で、募集1口あたり2,500FCR(5,500円)、最大申込口数は9,000口=2,250万FCR(4,950万円)であった。

※画像はGMOコインのチャートから引用

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