9月24日のポリゴンの動向、58円付近で推移

2024.09.24

9月24日8時時点のポリゴン(MATIC)の価格は58円付近で推移している。

米国株式市場はまちまち。ダウ平均は38.17ドル高の42,063.36ドル、ナスダックは65.6
6ポイン安の17.948.32で取引を終了した。材料出尽くし感にまちまちで寄り付いた。その後、利益確定売りやオプション満期絡みの売りに上値が抑制され、相場は下落した。ただ、ダウはソフトランディング期待に底堅く、終盤にかけ連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が労働市場の状況次第でさらなる0.5%の利下げの可能性に言及すると、プラス圏を回復し連日過去最高値を更新。一方、長期金利が下げ止まりハイテクは終日軟調で、まちまちで終了した。セクター別では、公益事業が上昇した一方、運輸が下落。

暗号資産市場全体の時価総額は2兆2000億ドル(Coin Market Cap)と前週末から増加している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高値を更新後に上昇一服感が台頭している一方で、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると57.9%で推移している。

MATICは1月1日に140円をつけてスタート。米国でビットコイン現物ETFが承認されてビットコインや主要アルトコインが連れ高となるなか、軟調推移が続いたが、2月に買い戻しが広がり3月には190円台に到達した。ただ、その後は個別材料に乏しいなか、次第に利食い売りが広がり、じりじりと上げ幅を縮小して直近は一時48円まで値を下げた。直近も戻りは鈍く、58円付近で冴えない値動きが続いている。

MATICは2023年3月15日に暗号資産交換所Zaifに上場した。同取引所で取り扱うMATICは、ポリゴン(Polygon)ネットワーク上で発行されたネイティブトークンで、Polygon(MATIC)とは、イーサリアムのセカンドレイヤーとして機能することを目指すブロックチェーンネットワークプロジェクトである。イーサリアムが単一のソリューションから単独でスケールしない可能性があることを踏まえ、多くのアプリケーションをホストしている。

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