9月9日のサンドボックスの動向、34円付近で推移

2024.09.09

9月9日8時時点のサンドボックス(SAND)の価格は34円付近で推移している。

前週末6日の米国株式市場は下落。ダウ平均は410.34ドル安の40,345.41ドル、ナスダックは436.83ポイント安の16,690.83で取引を終了した。8月雇用統計の結果が強弱まちまちとなったため小幅高で寄り付いた。同時に、過去2カ月の雇用者数の下方修正を受け、労働市場や景気の減速懸念が広がり相場は下げに転じた。金利低下も半導体のエヌビディア(NVDA)などの下落でナスダックも下落。連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が雇用統計の結果を受けて政策修正の必要性に言及し、大幅な利下げも支持する姿勢を表明したため警戒感が一層強まり、続落し、終盤にかけて下げ幅を拡大し、終了した。

暗号資産市場全体の時価総額は1兆9300億ドル(Coin Market Cap)と前日から減少している。ビットコインのハッシュレート(採掘速度)は過去最高値を更新している一方で、主要取引所の出来高はさえない(Blockchain.com)。ビットコイン(BTC)のドミナンス(暗号資産市場全体に占めるビットコインの時価総額の割当)は、TradingViewのデータによると56.8%で推移している。

SANDは1月1日に84円を付けて以降、売り優勢の展開が続いた。2月中旬以降はビットコインや主要アルトコインは大きく上昇するなか上げ幅を広げて80円台に復帰、3月には121円まで上昇した。ただ、買いは続かず利食い売りが広がると、4月中旬には大幅安となり、6月以降もじりじりと下げ幅を広げると、直近は一段安となり40円を割って一時30円を付けた。

The Sandboxは、クリエイターがEthereumブロックチェーン上でボクセルアセットやゲーム体験を共有してマネタイズすることができる。また、プレイヤーはNFT(非代替性トークン)とプラットフォームのユーティリティ・トークンであるSANDを使って、ゲーム体験を構築、所有、収益化することができる分散型のコミュニティ主導型ゲームエコシステムである。The Sandboxブロックチェーンゲームプラットフォームは、VoxEditor、Game Maker、Marketplaceの3つの統合製品で構成されており、これらを組み合わせることでプレイヤーなどはユーザー生成コンテンツ(UGC)を制作することができる。

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