フィナンシェ、総額約7.7億円の資金調達
2022.08.05
ブロックチェーン技術を利用したクラウドファンディング2.0「FiNANCiE」を提供する株式会社フィナンシェは5日、総額約7.7億円の資金調達したことを発表した。
既存株主であるB Dash Venturesが運営するファンドに加えて、新規でMTG Ventures、Headline Asia、Infinity Ventures Crypto (IVC)、Dawn Capital、アミューズ、W ventures、THE SEED及び松本浩介氏が参加した。今回の調達で累計資金調達額が約13億円となった。
「FiNANCiE」は、夢や目標を目指すスポーツチームやクリエイターがトークン(FT&NFT)を発行・販売することで資金を獲得し、トークンを利用してサポーターと継続なコミュニティを構築できる新世代のクラウドファンディングサービスである。スポーツクラブやクリエイターはトークンを発行する「オーナー」として、それを購入するファンは「サポーター」としてコミュニティを構成するメンバーとなる。トークンは販売されるだけでなく、マーケットで取引されるため、「トークンエコノミー」が成立する。
今回調達した資金の具体的な使途は明らかになっていない。ただ、2021年からはスポーツクラブトークンに力を入れており、現在70以上のトークンを発行し、2022年からはエンタメなどその他ジャンルの本格立ち上げ、グローバル展開も進めていくようだ。また、2022年はコインチェックとIEOを実施し、「FiNANCiE」のコミュニティ主導のクリエイターエコノミーをグローバルエコシステムへ拡張していくことを目指している。
同社の國光宏尚代表取締役は、「現在、個人やスポーツチーム、エンタメ系プロジェクトを中心に170以上のトークン (FT&NFT) 発行をサポートするところまできた。心強い仲間や株主・アドバイザーと共に、”10億人の挑戦を応援するクリエイターエコノミーの実現” に向けて全力で挑戦し続けたいと思います。」と述べている。
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