Kyuzan、株式会社電通国際情報サービスとパートナーシップ契約を締結
2021.10.28
2021年10月28日 13:00 JST 時点
NFT開発基盤「Mint」を提供するKyuzanは、10月27日、株式会社電通国際情報サービス(ISID)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。
NFT(非代替性トークン)の発展を支える新たなユーザー体験(UX)の創出や、NFTマーケットプレイス構築に向けた共同研究を開始したという。ISIDがエンターテインメント領域の企業や電通グループ向けに提供してきたIP(知的財産権)コンテンツに係るシステム構築で培った知見と、Kyuzanのブロックチェーン技術や「Mint」を組み合わせるようだ。
共同研究の主なテーマは、AR/VRなどの活用によるリアルとデジタルが融合した新たなNFT体験設計および実現可能性の検証、ウォレットやクレジットカード決済などによる売買手段の検討と改善、「Mint」を活用した様々なコンテンツへのNFT活用と二次流通管理のサービス基盤づくりなどが挙げられた。
両社は、エンターテインメント領域やスポーツ領域でNFTに注目が高まり、NFT市場が急速に拡大している中、今後もNFTの活用領域を最大化できるソリューションの開発に向けて協業を加速していくようだ。
なお、Kyuzanは、NFTサービスとブロックチェーン開発基盤を開発しているブロックチェーンスタートアップ企業。株式会社GameWithと共同開発している世界一簡単に遊べるブロックチェーンゲーム「EGGRYPTO(エグリプト)」は、世界最大規模のアクティブユーザー数を誇るという。同社が提供する「Mint」は、独自のブランドの世界観を表現できるオリジナルのNFTショップ構築を簡単に行える。
一方、ISIDは、電通と米国General Electric Company(GE)のジョイントベンチャーとしてとして設立されて以来、日本の金融機関や製造業の企業と直接取引し、事業環境の変化に呼応する先進的なITソリューションを提供している。
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