オーバース、DMM Bitcoin及びcoinbookで IEOの準備開始

2022.06.02

株式会社オーバースは31日、新しいアイドルグループの創造を目的としたIEOの準備を開始したと発表した。同社は、新しいアイドルグループの創造に向けて設立され、エンターテイメントを企画・制作及び開発しており、gumiや東京通信を株主に持つ。

今回、同社とDMM Bitcoin及びcoinbookの3社において、IEOによる資金調達に向けた基本合意書を締結した。今後受託販売契約を締結後に、2023年初におけるIEO及び暗号資産交換所における取引開始を目指すようだ。

発行するトークンは「Nippon Idle Token(NIDT)」で、イーサリアムブロックチェーン上で発行されるユーティリティトークンとなる。新しいアイドルグループの組成及び活動のために発行され、利用者はNIDTを通じてアイドル活動の応援及び支援を行うことができる。結成されたアイドルグループは「ブロックチェーン技術とメタバースを利用した活動領域の拡大」をミッションとしてアイドル活動を展開していくという。

アイドルグループは、メンバーの募集から選考、選定及び育成まで一から作り上げ、楽曲のリリース、コンサート、グッズの制作・販売などの従来のアイドル活動を行う。また、NFT(非代替性トークン)に代表されるブロックチェーン技術を活用したデジタルグッズの提供を行い、メタバースでのアイドル活動を展開して世界中に活動を発信していく。

アイドル分野において著名な有識者を総合プロデューサーに迎える方向で準備しており、アイドルグループのマネジメントに豊富な経験のある企業と業務提携を行い、事業を推進していくという。発行するトークンについては、アイドルグループへの応援や支援に役立てるべく、ユーティリティ性を考慮した設計を行い、広く流通させていくようだ。

現在、国内でIEOを実施したのは、ブロックチェーン「Palette」の開発を行うHashpaletteとサッカーJ2リーグに加盟する「FC琉球」を運営する琉球フットボールクラブ株式会社の2社のみとなっている。ただ、フィナンシェとコインチェックがIEOによる資金調達実現に向けた契約を締結し、バーチャルワールドYay!運営の株式会社ナナメウエが株式会社HashPortとIEOに向けてパートナーシップ契約を締結している。今後、国内でもIEOが活発化する可能性があり、各社の動向に注目が集まりそうだ。

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