米NYDIG、ニューヨークヤンキースとの複数年契約の締結

2022.07.15

ビットコインに特化した金融サービス会社であるNYDIGは14日、米大リーグ(MLB)のニューヨークヤンキースとの複数年契約の締結を発表した。

この契約により、ヤンキース組織の従業員はNYDIGのBitcoin Savings Plan(BSP)へアクセスできる。BSPは、従業員がNYDIGプラットフォームを介して給与の一部をビットコインに変換することを可能にする福利厚生である。NYDIG Bitcoin Savings Planの一部として、従業員は取引手数料やビットコイン保管のための手数料を支払う必要はない。現在、幅広い業界の大手企業数十社が、ビットコイン貯蓄プランの福利厚生を提供しているという。

NYDIGの調査によると、30歳未満の従業員の36%が給与の一部をビットコインに割り当てることに興味があると回答しているようだ。そのうちのほぼ3人に1人は、異なる雇用主の2つの同じ仕事から選ぶ場合、ビットコインで給与を受け取ることを支援してくれる雇用主を選ぶと回答しているという。

NYDIGの最高マーケティング責任者のKelly Brewster 氏は、「我々は、ビットコインをすべての人に届けるという我々の使命を推進するために、ヤンキースと提携することを誇りに思っている。」と述べた上で、ヤンキースと従業員にとって、給与のわずかな部分をビットコイン貯蓄プランに割り当てる機会は、ビットコインを貯める最も効率的な方法の1つとなると示唆した。

NYDIGは、ビットコインに特化した金融サービス会社である。幅広い業界の企業にテクノロジーと金融サービスを提供する同社のビットコインプラットフォームは、最高のセキュリティ、規制、運用基準に基づいて構築され、中小企業からフォーチュン500まで、あらゆる規模の企業や機関によって利用されている。NYDIGは、すべての人がビットコインにアクセスできるようにするゲートウェイとなることを目指している。

NYDIGは2021年3月にモルガン・スタンレーやソロス・ファンド・マネジメントなどから2億ドルの資金を調達、2021年12月には10億ドルの資金調達を行い、評価額は70億ドルを超えたと発表している。調達した資金は、同社のビットコインプラットフォームに導入するための開発費に投じられている。今後、Lightning Networkを利用した高速決済、資産のトークン化、スマートコントラクト機能などが実装されるようだ。

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