LINE Xenesis、STEPN開発に向けてFind Satoshiと覚書締結

LINEの暗号資産事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLINE Xenesis株式会社は9日、「STEPN」を運営するFind Satoshi Lab Limited (Find Satoshi)と「LINE Blockchain」上でのSTEPN開発に向け覚書を締結したと発表した。

今回、LINE XenesisとFind SatoshiはLINE Blockchainを活用したSTEPNの日本ローカライズ化に向けて覚書を締結した。STEPNは、Move and Earn（動いて稼ぐ）ブロックチェーンゲームでユーザーの歩数に応じて暗号資産（仮想通貨）を稼ぐことができる。これまでSOLANA（SOL）、BNBチェーン、イーサリアム（ETH）ブロックチェーン上で開発及び展開されており、LINE Blockchainは4つ目のブロックチェーンとなる。

STEPNは2021年12月にベータ版をリリースして以降、フィットネスアプリとしても人気を集め、2022年7月15日時点でグローバルユーザー数は450万人、グローバル月間アクティブユーザー（MAU）は300万人に達しているという。

両社は、STEPNの日本ローカライズに向け技術及びビジネス面で協力していき、日本国内のユーザーがライフスタイルのなかで簡単にWEB3.0を体験できるサービスを追求していくようだ。

LINE Xenesis 代表取締役社長CEOの林 仁奎（イム・インギュ）氏はプレスリリースで、「グローバルにおいてWEB3.0の代表的な事例を作り、日本でも高い人気を誇るSTEPNと今回協力できることを大変嬉しく思います。国の垣根を超えた今回の協業により、新しいシナジーを生み出し今後もユーザーの一番近くでブロックチェーンの新しい価値を提供していきたいと思います。」と述べている。

LINEグループは、独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を開発する以外にも、独自暗号資産「LINK」の発行や暗号資産取引サービス「LINE BITMAX」、「BITFRONT」、NFT総合マーケットプレイス「LINE NFT」の運営など、様々なブロックチェーン関連の事業を展開している。

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