アバター作成プラットフォーム「Ready Player Me」、シリーズBで5600万ドル調達
2022.08.25
メタバース全体で使用できるアバターを作成できるプラットフォーム「Ready Player Me」は23日、シリーズBの資金調達ラウンドで5600万ドルを調達したと発表した。これまでの資金調達額は7200万ドルに達した。
暗号資産の資金調達が低迷するなか、Andreessen Horowitz (a16z) が同ラウンドをリードし、Konvoy Ventures、Collab Currency、Hartbeat Venturesなどが参加した。また、Robloxの共同創業者David Baszucki、Twitchの共同創業者Justin Kan、Punk6529など、著名なエンジェル投資家も同ラウンドを支援した。
今回の資金調達により、現在の51名からチームの規模を拡大しつつ、今後の予測不可能な市場に対して財務的な安定性を確保する。具体的には、「Ready Player Me」のアバター作成機能を拡張し、より柔軟でパフォーマンスの高いものにする。また、アバターコンテンツ作成ツールを構築し、開発者、ブランド、個人のアーティストが、何千もの仮想空間で通用するアバターカスタマイズ資産を作成・販売できるようにするという。
Ready Player Meでは、ユーザーは無料でアバターを作成でき、開発者は自分のアプリにこのプラットフォームを組み込んでアバターを無料で取得できる。同プラットフォームは3Dスキャンハードウェアの構築から始め、Tencent、Huawei、HTC、Wargaming、Verizonといった企業向けにカスタムアバターシステムの構築を進めてきた。VRChat、Somnium Space、Nike傘下のNFTスタジオRTFKTなど、3,000以上のパートナーがReady Player Meのプラットフォームを統合しているという。また、AdidasやDiorといったファッションブランドも、ユーザーがカスタムアバターを作れるように同社と連携している。
Ready Player Meの共同設立者兼CEOのTimmu Toke氏は暗号資産メディアThe Blockのインタビューで、「次のステップは、誰でもアバター用のアクセサリーを作れるようになるということだ。個人のアーティストやクリエイターが参加し、アセットを作成し、オープンマーケットプレイスで販売できるようにプラットフォームを拡張するツールを構築している。」と述べた。今後も同プラットフォームの動向に注目が集まりそうだ。
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