Datachain、みずほリサーチ&テクノロジーズ及びSBI R3 Japanとクロスチェーン技術で連携開始

2022.12.06

Datachainは5日、みずほリサーチ&テクノロジーズ及びSBI R3 Japanとブロックチェーンのクロスチェーン技術に関する技術連携を開始したと発表した。

デジタル証券等のデジタルアセットやステーブルコインなどが様々なブロックチェーン上で扱われるようになってきており、これに伴って異なるブロックチェーン間の相互接続の需要が高まっている。このような状況下で、今回の技術提携を通してクロスチェーン技術への理解を深めると共に様々なユースケースへの応用可能性についても検討していくようだ。

まずは、IBCプロトコルに代表されるインターオペラビリティの実現手法「Relay方式(Light Client方式)」を含むクロスチェーン技術への理解を深めると共に、同技術を用いた具体的なユースケースについて検討する。IBCプロトコルとは、コスモス(ATOM)ネットワークにおけるブロックチェーン間通信プロトコルのことである。

Datachainは、東証スタンダード市場に上場している株式会社Speeeの子会社となっている。Datachainでは、異なるブロックチェーン間のインターオペラビリティに関する研究開発に注力してきた。プロダクトとしては、Linux Foundation配下の世界最大級のブロックチェーンOSSコミュニティHyperledger Foundationへ寄贈している「YUI」等のOSS開発のほか、これまで様々な企業と共同で異なるブロックチェーン間のインターオペラビリティに関する取り組みを実施している。

Datachainは過去に、NTTデータやクレジット大手のJCBなどと連携して相互運用性に関する実証実験を実施した経歴を持っている。9月には、三菱UFJ信託銀行とステーブルコインの発行・管理基盤「Progmat Coin(プログマコイン)」のクロスチェーン決済実現に向けて協業を開始している。

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