12月8日のビットコインの動向、小幅な値動きで動意の乏しい展開

12月8日12時時点のビットコインの価格は2,300,000円水準（Zaif）で推移している。

12月7日のNY市場はまちまち。ダウ平均は1.58ドル高の33597.92ドルナスダックは56.33
ポイント安の10958.55で取引を終了した。景気後退懸念がくすぶるなか、需要鈍化懸念を背景とした携帯端末のアップル（AAPL）の下落がけん引したハイテクセクターの売りが上値を抑制した。ただ、利上げ観測が緩和し、長期金利の低下やドル安が企業収益回復に繋がるとの期待が下支えとなり、終盤にかけダウは小幅高で終了。ナスダック総合指数は続落。

暗号資産市場全体の時価総額は8,400億ドル（Coin Market Cap）と目立った動きは観測されていない。FTXの破綻以降、暗号資産の売買は盛り上がりに欠けており、市場参加者は減少傾向にある。

ビットコインは、下髭を伴った陽線を形成しているが、229万円から230万円の範囲で小幅な値動きにとどまっている。FTX破綻の影響が他の企業やプロジェクトに広がっているかを見極めたいとするムードは引き続き根強い。明日9日に米生産者物価指数（PPI）の発表を控えていることからも、積極的な売買は手控えておいたほうが無難と想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足、30日MA、50日MA、100日MA

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