12月9日のビットコインの動向、PPI発表前に続伸

2月9日12時時点のビットコインの価格は2,330,000円水準（Zaif）で推移している。

12月8日のNY市場は上昇。前日８日の米株式市場のNYダウは183.56ドル高（+0.55%）と続伸。中国政府がコロナ規制を緩和する兆しを好感。週次失業保険申請件数が増加基調で労働市場のひっ迫緩和の兆候も来年の利上げ観測の緩和に繋がり相場を更に押し上げた。終盤にかけても、明日に生産者物価指数（PPI）の発表を控えてインフレ鈍化期待に主要株式指数はプラス圏を維持し終了。ナスダック総合指数は大幅反発。

暗号資産市場全体の時価総額は8,600億ドル（Coin Market Cap）と目立った動きは観測されていない。FTXの破綻以降、暗号資産の売買は盛り上がりに欠けており、市場参加者は減少傾向にある。

ビットコインは、上髭を伴った陽線を形成して230万円から236万円まで上昇している。ただ、11月12日以降、ビットコイン価格は220万円台から240万円のレンジで横ばい推移となっており、動意の乏しい展開が続いている。FTX破綻の影響が他の企業やプロジェクトに広がっているかを見極めたいとするムードは引き続き根強いようだ。そのほか、本日9日に米11月PPIの発表を控えていることからも、積極的な売買は手控えておいたほうが無難と想定する。

※チャートはBTC/JPYの日足、25日MA、50日MA、100日MA

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